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輸入盤CD規制に関するシンポジウム

5月4日に新宿ロフトプラスワンで行われた、輸入盤CD規制に関するシンポジウムの要約がこちらに出ています。とても興味深い内容なのでぜひご一読ください。また、音声と動画ファイルがこちらで配布されていますので、これもぜひご覧ください。さらに、こちらには関連サイトの強力なリンク集があります。もっと情報が欲しい方はぜひこちらも。

これを読むと、アジア盤の還流防止なんてタテマエだけのようですね。どう考えてもターゲットは洋楽の輸入盤。アメリカのレコード会社も米国盤を輸出するよりも、日本盤のライセンス料を受け取った方が利潤が高いんだそうです。しかもアーティストへはその分は還元されないという。われわれリスナーのみならずアーティストにも小売店にも悪影響が出るとんでもない法案です。その割にはリスナーサイドと一部の議員や業界関係者からしか抗議の声が上がらないのは何故?メディアも大きく扱わないし。いろいろ圧力があるのでしょうが、世間に影響力のあるアーティストやマスコミがもっと騒いでくれないと、どうにもならない気もします。世間一般への浸透度が低すぎる。自分の周りにも、このことを知らない人や興味がない人、法律が出来ても実際には変わらないさ、と楽観視している人の多いこと。そもそも人口比で言ったら、たぶん一年に一枚もCD買わない人のほうが、買う人より多いんですよね。悲しいけれど。

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